行ってきました!SEKAI NO OWARIドームツアー「Du GaRa Di Du」東京ドーム公演!!!人生初のセカオワ!!千秋楽とWOWOWの配信が終わったので、当日の夜つらつらと書いた感想を...........
記憶を遡ったら8.9年前にSchool of lock契機でファンになっていたようでした。でもなかなかコンサートにまだ手が出なくて、大学生になり「一度はセカオワのライブ行ってみたいよね」なんて軽い気持ちでFC入ったのが2年前。2020年の東京ドームは当選してたけどポシャったので今年はリベンジマッチでした🔥
M1 RPG M2 ファンタジー M3 RAIN
ガルルの前説でスタート。観客は「100年前からやってきた」人間の体で、セカオワは当時を再現する音楽隊、の設定らしいです。
RPG新規私、一曲目から泣く。
「あの時大好きだった(今も好きだけど)セカオワだ〜〜!」って嬉しくなっちゃって泣いてました。ツアーなので毎回セトリは同じとは言え、初めての東京ドームで
"煌めき"のような人生の中で君に出会えて僕は本当に良かった
なんて歌われてしまったらもう泣くしかないです。セカオワ、出会ってくれてありがとう......。
RPGにファンタジーはまさに世代ドンピシャセカオワソングって感じなんですが、そこに割と最近のRAINが入るとまた違った色がついて素敵だなと思いました。
大人になったセカオワが歌うRAINの
魔法はいつか解けると僕らは知ってる
自分が大人になっちゃったことも、大人になっても未だにファンタジーな世界が好きなことも肯定してもらえてる感じがして良かったです。
M4 witch M5 天使と悪魔
言論の自由について
こんな感じで現代の社会問題が「100年後はなくなってるから、こうした歌は存在しないんだ」という設定で進んでいくコンサートでした。バカデカテーマに対してちゃんと呼応する歌を持ってる(しかも過去曲)ってどんだけ幅広いんだセカオワ楽曲。
witchと天使と悪魔って7年くらいリリース時期が違うわけですが、witchで「みんな被害者で加害者が少ないもしかして僕等が加害者?」と悩む僕に、昔の歌の天使と悪魔が「あちらが正しいとかこちらが間違ってるとか解らないんだ」と答えるの、シンプルに凄い。
普通アンサーソングって昔の楽曲に対して今の自分が答えるじゃないですか。ここまでくるともう順番が逆になるんだなって思いました(?)。若かりし頃の自分に学ぶこともあるって話なんですかね?セカオワ出戻り新規(ない言葉)もうわかんないよ............。
M6 Like a scent M7 深い森
プラスチックと動物保護
深い森、今思えば生まれて初めて自発的に聞いた英語の歌だったな.........随分と刺激の強い歌を聴いていたもんだ............。
セカオワは結構動物保護の活動をよくしてた〜みたいなのを当時から聞いていたのでここら辺までは違和感なかったです。ここら辺までは!
M8 虹色の戦争 M9 周波数
トロッコ
多分動物保護の話の続きなんだろうけどトロッコがあまりにもよすぎてトロッコの記憶しかない。
1階スタンド6列目だったんですが、もう本当に!目の前に!セカオワが!肉眼で顔が見える!さおりちゃん顔ちっちゃい!!ディズニープリンセスだ!!グルルとガルルとLOVEさんも相まってめちゃくちゃディズニー!!かわいい!!!!みたいな。
手につけてるスターライトリングもバチバチに光ってて、どこを撮ってもよすぎる。スマホでこんなによく撮れるなら一眼とかならもっと凄いんだろうな〜〜〜。
あと周波数はこの2年間にリリースされた歌で、場所的にはトロッコ反対側にいたんですが、この歌でこうして近くで会えるのってなんて幸せなんだろうなって思いました。
「僕らが会えない理由を 説明できる人にはノーベル賞あげたいくらいでしょ? だから言わせてよSee you again」
既にここでFC続投したい.......またコンサート行きたい............また会いたい............って言っちゃう(チョロヲタ)。
M10 silent M11 不死鳥 M12 umbrella
2022年の愛の歌
「男女の恋愛をのみを彷彿とさせる表現は禁止されている」100年後の未来で披露された2022年(多様な恋愛が許されていない)の愛の歌、という設定での楽曲でした。
ここら辺からなんとなく100年後の世界への違和感が募り始めていて、「こんないい曲歌ってるのにそれもなくなってしまうのか!?」と突っかかるめんどくさいヲタクみたいになってました(出戻り新規うるさいよ)。
この3曲だと特に不死鳥が好き。永遠に終わらない君のために「いつか終わりが訪れますように」と祈りながら手を繋ぐの、恋愛ドラマが見られない私でも胸打つ良いシーンすぎる。あと夏休みも終わる9月という時期に「僕らの空を 花火で飾り 夏が終わる」って歌詞が聞けて大満足。
今思い返してみればセカオワの恋愛ソング(的なもの)は女の子の方に不自由が降りかかることの方が多いんですかね。スノーマジックファンタジーしかり、ムーンライトステーションしかり、眠り姫しかり............。
M13 炎の戦士
労働
ちょっとここら辺4曲の境目曖昧になっちゃった。間違ってるかもしれないです。
炎の戦士、個人的にすごく思い入れがあるんですよね。特段大きな出来事があったわけじゃないけど、頑張らなきゃいけない時ずっと聴いてた歌っていうか。
ウォークマンのお気に入りリストの1から5までいつも炎の戦士が入ってたのを思い出しました。やると思ってなかったので嬉しかった〜〜。今でも好きでした。
M14 illusion M15 Eve M16 ラフレシア
禁止された表現コーナー
予告映像で不穏な感じになってたやつでなるほど!ってなりました。Eve初めて聴いたんだけどよかった(語彙力)。
「いつの日からか僕は 君の矛盾を指摘しない 僕に少しの利益もないから 「そうだね」とまた僕は微笑む」
今のセカオワってそうかこういう風な歌を作るんだ〜!ってなりました。「君」の思う世界は100年後の世界を憂いてるようで受け入れていて、反対に「僕」はそんな世界でいいのかと思いながら「君」を思い続けるしかない、みたいな。
illusionで「貴方が見ているその世界だけがすべてではないとみんなだってそう思わないか?」と問いかけることのできた「僕」は、Eveでは「貴方」が見る世界への否定を諦めていて。
そんな「僕」の葛藤すらも批判される100年後は果たして本当に夢見たユートピアなのか?という............(壮大)。
あとラフレシアで急に踊り狂うトンチキ演出、大笑顔になった。トンチキソングにはトンチキ演出しか勝たん。
M16 スターゲイザー
これ、すごかった(語彙力)。
モニターが消えて照明を見ろと言わんばかりの演出、恐れ入ります。いや本当にすごかった。めちゃくちゃ綺麗だった。
この歌詞の中に「動物保護(死体が腐敗していくように)」「恋愛(夫婦が一緒に添い遂げるように)」「言論統制(多数派がいつも勝っていくように)」「環境保護(花は摘めば枯れていくように)」「労働(休みを取らず働くように)」と各ブロックのテーマが入ってるの、今見返して鳥肌立ってる。
それらを「時々頭がおかしくなる普通の日常」と形容するセカオワさん......。今回のコンセプトの核となる歌だと思ったし、その歌に合うような歌を既存曲から出してきてセットリストにできちゃうのが凄すぎる。引き出し多すぎる。
M17 スターライトパレード
本編ラスト
人生で一番好きなセカオワの歌です。幾つになっても無条件にワクワクできる曲って素敵だなと思います。
「もう一度連れて行って あの世界へ」のあの世界は果たして、100年後だったのか今だったのか......。
En1 Habit En2 Dragon Night
Habit楽しすぎる。踊りが楽しすぎる。踊ってないけど脳が踊ってた。
コンサート唯一のMCがここに挟まるんですが、そこでの深瀬さんの
「誰かが好きなものは誰かの嫌いなものかも知れなくて、誰かが無くしたいと思っているものは誰かが残したいと思ってるものなのかもしれない」
みたいな言葉(曖昧)が個人的にすごく心に刺さって。
描かれた100年後の世界は究極にデフォルメされた世界というか、進めば進むほど膨らむ違和感を感じて耳が痛くなる瞬間もあったのですが、セカオワの皆さんがこの100年後の世界を本当に理想と掲げていたとしても、そう思い切れない人も許してくれるような気がしました。
人はそれぞれ正義があって争い合うのは仕方ないのかもしれない だけど僕の「正義」がきっと彼を傷つけていたんだね
私、20歳になった時に「好きなものをずっと好きでいられる人でいたい」ってモットーを掲げたんですが、セカオワはもう8年も前からこうして歌ってくれてたのに、信じられず劇中不安になってたのは私の方でした。好きなものはずっと好きなままでした。ありがとうございました。
P.S.マジであまりにも良すぎてノリで来年のFCツアー応募しちゃった〜〜〜✌️2月が楽しみです✌️